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思いつくまま買ったものレビューや雑記など

不思議体験について思い出して書いてみる【オカルト】

あんまり現実の知り合いに話すと、気味悪がられそうなので控えていたのですが、子供のころのオカルト的体験を振り返ってここに記録してみることにしました。

 

昔の記憶なので、なんか時系列とか曖昧だしわかりづらいと思いますが、ご了承くださいませ。

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私は小学校低学年のころ、東京近郊のニュータウンへ引っ越しをした。

そこは新築のマンションが立ち並ぶエリアで、とある会社が山を切り開いて線路を通して開発した土地、という感じだ。

当時はまだバブルの名残が残っていたころで、家を買うのは抽選、当たったらラッキーみたいな時代だったらしい。(当時は子供だったので後から知ったが)

 

今から考えると、周りには何もなく、とても大した立地ではないのだが、バブルの名残とこれからの街の開発も相まってまぁまぁなお値段だった。

 

小学校も新しく、毎学期何十人も転校生が増えていくため、初日の挨拶は、転校してきた生徒を並べられて順番に行うスタイル。ひとりだけじゃなかったのが引っ込み思案の私には大変ありがたかった。

 

生徒側も転校生の受け入れはすっかり慣れたもので、私も特に問題なく新しい学校に慣れていった。

 

と、本題から少しずれてしまったが、そんなニュータウン、開発前の土地の怨念?みたいなものがあったと私は今でも信じている。

 

引っ越し前、最初にマンションを内覧しに来た日のこと。

私の家族は両親と私(姉)・弟の4人家族だった。マンションの内覧が終わり、幼い弟の手を引いて、母は一番最初に建物の外に出た。

 

エレベータを降りたあとに、少しの階段があり。母と弟がそこを通りすぎたあとに、上からコンクリートブロックが落ちて来て割れたのだ。

 

母は大変びっくりして怖がっていた記憶があり、私も不気味に思った。

それは、外階段の上から落ちてきたが、工事中でもなく、コンクリートブロックが落ちてくる要素がないのだ。

外階段に嫌がらせをしに来た人がいる・・・?とも思ったが、見上げてももちろん誰もいない。

 

そのような事件は、もう一度、実際に転居してきた後にも起こった。

隣の棟に住んでいる、同学年の女の子と仲良くなった私は、毎朝その子の家まで迎えに行き、一緒に登校していた。

(小学校まではものの10分なのにかわいいよね)

 

ある日の朝、友達の住んでいる棟の目の前を通りかかったところ、やはりマンションの上からコンクリートの破片が落ちてきたのだ。

上を見上げてみてももちろん誰もいないし不気味だった。でもなんだか人?の気配があった気がして気味が悪かった。

 

そしてなんと同じような事件は、他にも体験している友達がいて、友達同士でいつどこで落ちてきたとか語り合っていた記憶はある。

 

この記憶が本当だったら、もう少し大ごとになっていてもよさそうなものだが、時代のせいなのか私の記憶違いだっただけなのか、特に大きな事件として扱われたことはなかったように思う。

大人には話さなかったと思うし、もし誰か友達が話していたとしても、話半分、子供の妄想として扱われたのだろう。

 

そんなこんなで不穏だが楽しい子供時代を送っていたが、引っ越してきて3年め、私の母にちょっとした病気が見つかり、簡単な手術を受けた。

病気自体は大したものではなく、手術後は1週間ほどの入院を経て、退院してくる予定となっていた。

 

だがしかし、手術の合併症で亡くなってしまったのだ。なんとまだまだ30代半ば。

なかなか珍しいケースだったようで、病院側も原因を把握するまでに時間がかかり、手遅れだったようだ。

 

どうしてブロックが落下してきた事件と母の死を絡めたのかと言うと、ブロックの落下は、引っ越してきた私たちへの、怨霊からの警告だったように感じたからだ。

 

というのも、私の母に続き、その後すぐに同じマンションに住んでいた家族の奥さんもくも膜下出血で倒れて長期の入院をすることになったのだ。少し年上だったが、それでも40歳半ばくらいだったはず。

 

そして、私の母とそのくも膜下出血で倒れた奥さんの共通点は、旦那がその街を切り開くことにしたデベロッパーに勤めていたということ。

 

最初はさすがに偶然であろうと思っていたのだが・・・・

 

その後さらに、同じ町に住む、同じデベロッパーに勤めていた方の奥さんが若くして病気で亡くなったのだ。

 

正直、3人とも大病するにはまだ少し早い年齢だし、これだけ続くのはやっぱり何か土地に対する怨念みたいなものがあったのかなぁとぼんやり思っている。

 

・・・しかし、デベロッパーに勤める当人ではなく、その嫁を狙うのは幽霊もなんだか趣味が悪いこと!

 

尚、コンクリートブロックの落下事件については大人になってから父親に話してみたが、まったく記憶にないとのことでした。

 

私の妄想か、はたまた・・・

 

おしまい。